行ってきました「マティス自由なフォルム展」。去年のやはり同じ頃、東京都美術館(以下、都美)でやってた「マティス展 The Path to Color」は、日本で約20年振りの大回顧展だった。
前回の都美では回顧展ということもあり、トータルなマティスの魅力を伝えていたが、今回は大型の展示も多く、まさかのヴァンス礼拝堂の再現や4.1m×8.7mの「花と果実」を展示。迫力あった。
もちろん切り絵もあるけど、今回は控え目。しかし他に見どころがいっぱい。いわゆるマティス!という赤などの現色をふんだんに使ったフォビズムの作品というよりは、もう一段深い作品が多く、さらなるマティスの理解ができる。
生い立ちを追いながら構成されており、また彫刻なども含めて160点は見応え十分。
国立新美術館は大好きな美術館の一つ。どうも上野は、行くのが面倒なのと、美術館以外に遊ぶところないのでなんか億劫。新美術館はアクセスの良さと、建物自体もかっこいい。近くに21/21、サントリー美術館、森美術館もあるので、ハシゴもできるし。
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